ecoface®
環境配慮型分解ポリエステル繊維
(Eco-friendly Compostable Polyester Fiber)
ecoface®は一村産業(株)の登録商標です。
APEXA®は米国デュポン社の登録商標です。
- ecoface®とは
- デュポン社が販売する「環境配慮型樹脂APEXA®」のタイプ4027樹脂を使用した環境配慮型分解ポリエステル繊維です。(以下「エコフェイス®」と称します。)
- 「エコフェイス®」は、一般のポリエステルとほぼ同様な物性や機能性を備えているので、一般のポリエステルと同じように取り扱えます。
- 「エコフェイス®」は特定条件の堆肥(※1)中で加水分解と微生物の代謝により分解され、水とCO2が発生します。
「エコフェイス®」の有用性
昔から使われてきた天然繊維に合成繊維である「エコフェイス®」を混紡や交織・交編して混ぜ合わせることにより、天然繊維の特徴や分解性を損なわずに、物性を強化し、天然繊維をより良く活かすことができます。

「エコフェイス®」の特徴

- 環境配慮型分解
特定条件の堆肥(※1)中で加水分解と微生物の代謝により分解され、水とCO2が発生します。 - 耐久性
一般のポリエステルと同等の耐久性を有しています。 - 耐熱性
アイロンがけができます。 - 汎用性
一般のポリエステルと同様に高い汎用性があり、多用途での使用が可能です。 - 良好な染色性
「エコフェイス®」の提案
「エコフェイス®」は、ポリエステルに新たな廃棄処理方法を提案します。

- 使い終わった後の選択肢
- ポリエステルでありながら特定堆肥中分解処理という、新たな廃棄物処理方法を提案し、処理選択の幅を広げます。
特に埋め立て、焼却(焼却灰の最終埋め立て)能力が限界に近づきつつある地域等では、埋め立て、焼却する廃棄物を削減することに貢献します。
当社はお客様(アパレル企業や小売業)と連携することで、使用後「エコフェイス®」使用製品の回収・分解システムを構築・運営していくことを計画しています。 - 広範囲での活用
- 「エコフェイス®」は一般のポリエステルと同じように取り扱え、生分解性を持っている天然繊維との複合も可能です。
この利便性の高さにより、衣料を含む広い範囲で活用可能となりました。 - <参考情報>
日本バイオプラスティック協会ホームページ http://www.jbpaweb.net
大阪湾広域臨海環境整備センターホームページ 大阪湾フェニックス計画
http://www.osakawan-center.or.jp - 分解後の安全性について
- 「エコフェイス®」に使用されている「APEXA®」樹脂の崩壊・生分解後の堆肥の安全性についてはデュポン社が植物栽培実験などで確認しています。
- ◎「エコフェイス®」の分解性や分解後の堆肥の安全性については、弊社で加工・埋設する範疇に関しては問題ありませんが、お客様が施される付加加工・埋設の範疇については保証するものではありません。
「エコフェイス®」の分解について
特定条件の堆肥(※1)中で、分子量低下と崩壊による重量減少が進行することを堆肥場の実堆肥による分解実験(※2)によって観察しています。また、「エコフェイス®」に使用されている「APEXA®」のタイプ4027樹脂はJBPA(※3)(日本バイオプラスティック協会)の生分解性規格(※4)(180日60%)には分解日数が適合しませんが、CERI/(財)化学物質評価研究機構での生分解性確認実験(※5)(ISO14855)(※6)において、生分解(※7)性を有することが確認されています。
(437日60.7% 501日75.6%)
- 分解プロセスについて
- 通常使用では問題の無い耐久性を持っていますが、特定条件の堆肥(※1)中で水分と熱と微生物の影響で加水分解(分子量低下と崩壊による重量減少)され、それを微生物が代謝することで水とCO2が発生します。

用語・補足説明
| ※1: | 「特定条件の堆肥」: |
| ※2の実験に使用したような条件の堆肥。詳細は下記の表に記載。 | |
| ※2: | 「堆肥場の実堆肥による分解実験」: |
| 下記の「生地の分解実験条件」の堆肥中に埋めて経時変化を観察しました。 参考の為、「分解に適した堆肥条件」と「標準的な堆肥条件」(文献値)も下記の表に記載。 |
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| ※3と注※4:「JBPA」とその「生分解性規格」: | |
| 「JBPA」: Japan Bio-Plastic Association(日本バイオプラスティック協会)JBPAは、ISO14855試験で180日間以内で検体を構成する炭素(C:理論値)のうち60%以上がCO2に生分解するものを生分解性プラスチックと規定しています。 | |
| ※5: | 「CERI/(財)化学物質評価研究機構での生分解性確認実験」: |
| デュポン社および当社はCERI/(財)化学物質評価研究機構(JBPA認定検査機関)にて「エコフェイス®」に使用されている「APEXA®」のタイプ4027樹脂についてISO14855実験を実施し、437日間で試料の60.7%が生分解し、CO2が回収された実証データを入手しています。 同様に501日では75.6%の分解が確認されています。下記の表「樹脂の分解実験条件」欄に記載。 |
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| ※6と※7:「ISO14855実験」と「生分解」: | |
| 微生物によって有機物(炭素(C)を含む化合物)が分解され、最終的に水とCO2が発生する現象が生分解です。 ISO14855実験は、好気性堆肥中において、生分解によって有機物を構成する炭素(C)がCO2へ変換する割合(生分解度と定義する)を測定する実験です。 (有機物がすべてCO2に分解した場合を生分解度100%とする。) 堆肥条件は下記の表に記載。 この実験結果によって各国・各地域の生分解性規格が定められています。 |
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